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2005年06月28日

実名でのネット活用

 このところ、子どもはみなブログを持て! : ニュース : ネット&デジタル : YOMIURI ONLINE(読売新聞)(無料ブログでビジネスブログ)や子供にブログぅ?!…ブロガーたちが大ブーイング : 連載 ブログ利用者 急増中! : 企画・連載 : ネット&デジタル : YOMIURI ONLINE(読売新聞)(無料ブログでビジネスブログ)のあおり記事で話題になっている情報フロンティア研究会ですが、Yahoo!ニュース - 共同通信 - 実名でのネット活用促す 総務省「悪の温床」化防止
 総務省は27日、自殺サイトなど「有害情報の温床」ともいわれるインターネットを健全に利用するために、ネットが持つ匿名性を排除し、実名でのネット利用を促す取り組みに着手する方針を固めた。匿名性が低いとされるブログ(日記風サイト)やSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サイト)を小中学校の教育で活用するよう求め、文部科学省などと具体策を詰める。
 この記事も、話題になっているようです。報告書(案)(情報フロンティア研究会(第6回))の、このあたりを受けてのことかな。
1.安心してICTが使える社会づくり
@ネットワークの信頼性を高めるための個人のICT利用意識の向上
P2P技術を使った違法なファイル交換や内部犯行による個人情報漏洩などの事件が発生していることにも表れているように、様々なセキュリティ技術が開発されたとしても、ネットワークの信頼性を高められるか否かは最終的には利用者のモラルに関わるところが大きい。
この観点からみた場合、日本社会では、ネットワークを利用する者としての自覚が社会的に十分に形成されているとは言い難い。とくに、サイバースペースが匿名性の高い空間として認識され、極端な場合、ばれなければ何をしてもいいという安易な発想すら助長する傾向を持っている。情報化社会の若者は、膨大な情報メディア環境の中で、自分にとって必要な情報のみを取り入れるフィルターを構築し、その内向きな情報環境の中に閉じこもり、自分の領域に対する他者の侵入をできる限り排除しようとするだけでなく、相手の心に踏み込んで感情や行動に影響を与えないように距離を置く強い傾向も一部観察されている。5 これではICTによるネットワークが産性を活かした社会的ネットワークの拡大、更にはそれによるイノベーションの創出を促すことはできない。
しかし、現実の世界では日本は依然として個人のモラルは高い国である。現状の問題はむしろ現実世界でいうところの躾といったものがサイバースペースに関しては何ら体系立って行われてこなかったことも大きな原因である。このような現実世界と同様のサイバースペースにおけるモラルを、利用者に定着させる取組みを行うとともに、個人がネット社会全体に貢献するために自主的・献身的にコンテンツを発信したりする部分、をうまく醸成できるような環境づくりを行う必要がある。
 これを読む限りでは、
自殺サイトなど「有害情報の温床」ともいわれるインターネットを健全に利用するために、ネットが持つ匿名性を排除し、実名でのネット利用を促す取り組みに着手する方針を固めた。
というほどの感じは受けないのですが。

 それはさておき、実名、匿名について。
 このブログは、自称ビジネスブログですので、当然のことながら実名ブログです。
 ネット上で実名を出すことのリスクというのも、多少はあります。
 スパムメールが来たり、ウイルスメールが来たり。
 と言っても、これはネット上でメールアドレスを公開したことのリスクであって、ネットで実名を出すと言うことによってのリスクというのは、ほとんどありません。
 逆にネットで実名を出すことで、いろいろなベネフィットがあります。
 このブログにおいては、実名を出すというリスクよりも、ベネフィットの方が高いのです。
 ビジネスブログで無くても、リスクを怖がっているよりも、実名を出したときのベネフィットを考えた方が良いように思います。

 ただ、そのとき気をつけなければいけないのは、出す情報を考えなくてはいけない。
 たとえば実名住所を出して、「明日現金1千万を持って銀行に行きます」なんて情報を出したら、強盗に遭うリスクが発生するわけで。
 そういった面では、情報の出し方を知らない子供とかに、ブログを書かせるというのは怖い。
 そういったことを、自分で知ってゆくのがよいのか、誰かが教えられるような形に持ってゆくのかは、議論の余地があると思います。

 出す情報を自分で考えてコントロールできるのであれば、実名を出すリスクよりも、出すベネフィットの方が上回る可能性が多い。
 だから、ブログを匿名にした方がよいのか、実名にした方がよいのかと聞かれたら、実名の方が良いでしょう、と答えます。

 ただ、匿名は匿名の気楽さがあるのも事実。
 匿名ブログは匿名ブログの楽しさがあります。
 ほとんどベネフィットは無くても、まったくリスクを考えずに気楽に記事を書けるというのは、匿名ブログならでは。

 それから匿名ブログが多いのは、「奥ゆかしさ」という面もあるでしょう。
 昔からネットを利用していると、ネットで多少なりともベネフィットを受け取るというのが「潔くない」と思ってしまうのも、一面あります。
 金銭的なものだけでなく、名誉的なものも含めて。

 結局、実名は実名の、匿名は匿名の良さがあるわけですが、ただ、上の方から「匿名はだめ、実名にしなさい」と押し付けられたらやっぱりいやだな、と釣られてみます。


posted by 深田 at 18:31 | Comment(0) | TrackBack(2) | インターネット | edit このエントリーを含むはてなブックマーク テクノラティ リンク検索結果
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