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2005年02月11日

作文ルールに従わないわけ

ブログを見ていると改行や段落のいろいろなスタイルがある。

一番多そうなのは前回私が書いたのと同じような
  • 一文で改行

  • 段落で空白行

というスタイル

次に日本語作文のルールに従った
  • 段落の頭に全角スペース

  • 段落内では改行なし

  • 段落の終わりに改行


その他
適当な句点(20字から30字くらいの間)で改行
とか
決まった文字数で必ず改行
などがある。

私も含めて
  • 一文で改行

  • 段落で空白行

のスタイルがなぜ多いのか、と考えたら日本語作文に従った長文なんて、一昔前にはパソコンで読めたものではなかったことを思い出した。

DOS 時代のパソコン環境のことだ。
その当時のパソコンの画面で見ることができたテキストというのは、全角40字×20(25)字固定だった。
ためしに Windows のDOS画面(コマンドプロンプト)で適当なテキストファイルを見てみてみればわかると思う。
c:\> などの後に type "テキストファイル名"で見ることができるはずだ。
やってみていただけたらわかると思うがとても見にくい。

そんな環境のパソコンで行われていたパソコン通信(言ってみればインターネットの前身)でなるべく読みやすく文章を書く、ということで自然に
  • 一文で改行

  • 段落で空白行

という文章スタイルができあがって今に至っているのだろう。

さすがに今ではスタイルシートなどのおかげで日本語作文のルールに従った長文でも読みやすくなった。
しかし一度染み付いた習慣で一文改行のスタイルが書きやすく、また見やすく感じる。

ブログを見るとたまに
「日本語の作文のルールがなっていない」
と怒っている方も見かけるが、そういった背景があるということでぜひご勘弁いただきたい。

ただ、文の途中で改行というのはやりすぎだとは思うが。
posted by 深田 at 17:30 | Comment(3) | TrackBack(1) | ブログの書き方 | edit このエントリーを含むはてなブックマーク テクノラティ リンク検索結果
この記事へのコメント
 なぜ多くのブログで、日本語作文ルールに従っていないのか、長らく疑問だったのですが、おかげさまで氷解しました。
 たしかに“パソコン通信時代”に日本語作文ルールにしたがって書いていたら、読みにくくて仕方なかったですものね。
 なるほど、であります。

 とはいえ、お言葉ではありますが、おっしゃるような書き方が、読みやすい、とは到底思えません。ま、そこらへんは感受性の問題でもあり、千差万別、いろんな意見があるということで、わたしも納得しましょう。
 しかし、おっしゃるような書き方だと、「段落(パラグラフ)」という概念が、破壊されてしまうと思います。概念、というのが難しければ、「パラグラフを構成しながら、意見・考えを書く技術」と言ってもいいでしょう。
 夏目漱石を引用されて、そのパラグラフを解体される作業をされていましたね。じつに興味深かったです。しかし、あのようなかたちになって失われたのは、「格調」だけではありません。パラグラフごとに夏目漱石が込めたものがバラバラになってしまったのです。

 ちょっと、コメントとしては長くなってしまいました。誤解のないように書きそえますが、この「作文ルールに従わないわけ」以外の記事については、わたしは諸手をあげて賛成であります。

 パラグラフっていうのは、なんなのか。そして、オンライン上の文章であっても、なぜ必要になるのか。ひきつづきわたしのブログでも書いていこうと思います。
Posted by 犬尾太 at 2005年03月01日 22:51
確かにこの記事は、「段落」がわかりにくいですね。
その原因は、<li>との格闘でまだ負けているせいでしょう。

さて
>しかし、おっしゃるような書き方だと、
>「段落(パラグラフ)」という概念が、
>破壊されてしまうと思います。
とのことですが、私は「段落」を空白行の挿入で構成しているつもりです。

このあたり、また記事に書きますね。

Posted by at 2005年03月02日 13:08
考察としてはなかなかですが、この考察はブログで段落などを意識しないで日記を書く人の実情ではないと思います。
何故なら、最近のブームでブログをはじめた人の多くがDOSの時代からパソコンを操り、パソコン特有の画面にあわせるべく意図してテキストの書き方を工夫したとは思えません。最近パソコンをはじめてブログをはじめたような人は、DOSさえ知らない、という人も珍しくないでしょう。

では、何故段落を無視した文章の書き方をしているのか、と考えると、私はそれは、口で喋っている様な感じで文章を書き起こしているからだと思います。
今のブログによく見られる改行を使った文章の形態は、喋るのとほぼ同等の感覚で文章を書くという新しい文章の書き方をしてるうちに自然にまとまってきた、時代の文化にともった文章の進化だと思います。
おそらく、ブログに日記などを書いている人は、元々「文章を綴る」という意識は少なく、心の中で自分の気持ちを喋っているものを、単純に文章に書き起こしているだけだと思います。私が現にそうです。

なので、心の中で喋っていること、喋りたいことを喋り終え(書き終え)ひと段落ついて息をつく、まさにそのタイミングが自然に”段落の代わりに改行をいれる”タイミングなんだと思います。

おそらくブログなどを書いている人の殆どは文章のルールや段落などを意識していないし、その厳密なルールもよくわかってないと思います。
現に私も、その文章のルールを知らなくて、それを調べていてこのページを見つけました。

私は、形式にとらわれて、人々の日常を汲み取れないような非現実的な考えやルールにこだわるより、日常の延長線上で文章を手軽に綴るようになった時代、自然と最も効率の良い文章の書き方が体系化されていき無形の文化となっている、今のブログにある漫ろな文章法こそ、人の生活と文章が密接に結びついた自然な文章法であり、すばらしいものだと思います。

ただ、そうした自然な文章の中でも既存のルールと同じである”段落”という概念は存在しますし、そういう所からも既存の文章のルールはとても優れたものだとわかります。
何度も文化の積み重ねをしてきてまとまった既存の文章のルールは、文章を深く理解する時に必要な一つの形態として重要な役割を担う大切なものだとも思います。
Posted by とおりすがり at 2009年03月30日 16:30
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適当な段落切りは良くない
Excerpt: 作文ルールに従わないわけ に犬尾太さんからコメントをいただきました。 この作文ルールに従わないわけ というのは、私が日本語作文のルールのひとつである、 「段落を変える際には改行し、..
Weblog: 無料ブログでビジネスブログ
Tracked: 2005-03-02 17:40
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