2005年03月02日

適当な段落切りは良くない

作文ルールに従わないわけ に犬尾太さんからコメントをいただきました。

この作文ルールに従わないわけ というのは、私が日本語作文のルールのひとつである、
「段落を変える際には改行し、段落の頭を一文字下げ、段落内では改行しない。」
に対し、そうするとパソコンでは読みにくい(読みにくかった)ので
「一文ごと改行。段落間で空白行を入れる」
というスタイルをとります、と言い訳したものです。

それに対して
「 しかし、おっしゃるような書き方だと、『段落(パラグラフ』」という概念が、破壊されてしまうと思います。」
という意見をいただきました。
早速、犬尾太のブログを拝見させていただきました。
その中の 「オンライン文章作法」は
・漢字の使いすぎに注意
・多くのブログは、段落の概念がない
など いろいろと参考になる記事が書かれています。

で、段落について、私なりにもう一度考えてみました

文章において段落というのはとても重要です。
一段落ごと要約することで、文章のあらすじがわかる文章であれば、読んでわかりやすい文章となります。
したがって段落というのは、文がたくさんになったから適当に分ける、という使い方をしてはいけないでしょう。
段落を分ける必要がなければ、分けてはいけませんし、必要があれば、分けなければいけません。

そのために、日本語文でも英文でも、文章の中でどこが段落の区切りであるか、わかるようにしています。
その方法として、日本語作文のルールにおいては「改行、一字下げ」が使われています。

さて、HTMLにおいてのルールでは、段落は<p>要素で囲むようになっています。
<p>でくくられた段落間は、通常ブラウザでみると1行程度の空白ができあがります。
これは英文においての「パラグラム」の表現の仕方を、そのまま使っているからででしょう。

日本語ブラウザの標準表示で、段落間の表現を「改行、一字下げ」となっていれば問題はないのです。
しかし現状はそうではありません。標準では段落を、英文と同じように空白行で表現しています。
(ちなみに、CSSを使えばそのような表示にさせることも可能です。
日本語にきちんと対応させたいのであれば、 <p>要素のマージンとパディングをなくして text-indent: 1em ; を指定すれば、段落の頭を自動で字下げして表示してくれます。)

しかし、空白行を挿入するという表現で段落が明示されていれば、さらに字下げをする必要はないのではないかと思っています。
あくまでも、必要はない、と思うのであって、入れることに反対しているわけではありません。
単に私の、段落で一字下げないスタイルの言い訳です。
別にこのスタイルにこだわっているわけではありません。
読みやすくなると思ったら、変えてゆくつもりです。

ついでに言うと、昔は、行の先頭に空白文字を入れた場合文字化けする危険性があったというのも、パソコン世界で「一字下げる」習慣がなくなった一因かもしれませんね。

posted by 深田 at 17:40 | Comment(4) | TrackBack(2) | ブログの書き方 | edit このエントリーを含むはてなブックマーク テクノラティ リンク検索結果

ライブドア、関連Blog情報その後

ライブドア、関連Blog情報で、ライブドアのあちこちにある「関連Blog情報」に、あまり関連性がないようなブログが表示される話の続きである。

これは単に、未来検索で検索されるブログが、表示されているだけのようだ。
たとえば先日の例であれば「ライブドア」が含まれてたためにlivedoorファイナンス、ライブドア中の関連blog情報に表示された。
「ビジネスブログ」ならその関連ニュースのページに。

ただ、この関連blog情報の更新回数が少ない。1日に2〜3回程度ではないかと考えられる。
したがって一度関連blog情報に掲載されると、結構な時間そこからのアクセスがある。

これっていうのは現在のところ、うまく使えばブログのアクセスアップに有効な手段かもしれない。
しかし、このような状態というのは、本当にその情報が欲しい人にとっては、あまりよい状態ではないだろう。
早めの対策(更新時間を短くするなど)をするべきだと思うのだが。

ランキング試験中、興味があったら

posted by 深田 at 07:44 | Comment(0) | TrackBack(0) | ブログのコラム | edit このエントリーを含むはてなブックマーク テクノラティ リンク検索結果
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